シャドウバース 豪風リノセウス対策まとめ

【2019.10.31更新】
豪風リノ使ったことない人は今がチャンスかも

【シャドバ】対策甘めのエイラビショップは豪風リノエルフで勝ちやすい?

2019年10月31日

こんにちは、木こりです。

皆さんはシャドウバースをプレイしていて、チラチラ手札から出たり戻ったりを繰り返したと思えば、1ターンで20点以上をかっさらっていく「豪風のリノセウス」(以降は豪風リノと略)相手にイラっとしたことはありませんか?

ちなみに私もシャドウバースで最近よく使うデッキはこの豪風リノをメインにしたデッキなのですが、最初このデッキを作った時に
「このデッキ強すぎじゃね?」
と思うくらい連勝を重ねていました。

相手にしてみれば、厄介な豪風リノは常に手札に戻るので除去したくても除去できないのでストレス溜まりますよね。

ちなみにGameWithにおいてもエイラビショップに並び最強デッキとして認知されています。

下のいくつかのデッキは切れていますが、票も少ないので気にしないで下さい・・

今回の記事ではその対策について、豪風リノデッキを使いまくっている側からの目線で色々とお話しできればと思います。

豪風リノの基本情報に関して

「そもそも豪風リノってなんぞや?」
っという方もおられるかも知れませんので、豪風リノをメインとしたデッキの基本から説明させて頂きます。

「いやもう流石にそれは知ってるわ!」
という方は次の見出しまで読み飛ばしちゃって下さい。

まずは下記がこの記事のタイトル名にもなっている「豪風のリノセウス」のカード情報です。

デザインも旧リノセウスより何かカッコイイですよね

ザックリ言うと、バトル中に豪風リノを手札からプレイした回数が多ければ多いほど、この豪風リノの攻撃力は上昇していきます。
さらにその攻撃力上昇値が+5以上(場に出た時の攻撃力が6以上)だと何と疾走も付与されるという性能です。

例えば、バトル中に既に豪風リノを5回プレイしており、手札に3枚豪風リノがある状態を想像してみて下さい。その3枚を場に出すだけで攻撃力が6,7,8の合計21点の攻撃力の完成です。それも僅か3コストで。

つまり無傷の相手を1ターン以内に低コストで葬り去る攻撃力を秘めているのが暴風リノデッキという訳です。

「えっ!?でも豪風リノ3枚だけで8回もプレイするの可能なの?」
っていう疑問もあるかもですが、エルフなら比較的簡単に可能です。
「自然の導き」を筆頭に、エルフカードには場のカードを手札に戻すスペルやフォロワーが充実しています。
それに加えて進化した暴風リノには「自分のターン終了時、このフォロワーを手札に戻す」という能力もあるので、このカード単体でも手札に戻ることは可能なんですね。
要するに、比較的簡単に豪風リノを8回プレイする状況は作れます。

豪風リノデッキを支える三本柱

そしてこの豪風リノを中心としたデッキの強みですが

  • 7ターン前後で勝負が決まるスピード(早ければ6ターン)
  • 1ターンで20点以上を叩き出せる攻撃力の高さ
  • 場に豪風リノを残さないので除去されるリスクが無い

の3つで構成されていると私は思います。

まず勝負を決めるまでのスピードが速いのが豪風リノデッキの特徴です。

1ターン目:特になし。あれば「新緑の加護」
2ターン目:「自然の導き」、「妖精の奔流」、「対空射撃」でバウンス
3ターン目:「妖精のいたずら」も含めて、再度バウンス
4ターン目:進化も含めて2度バウンス
5ターン目:進化も含めて2〜3回バウンス(ここまでで約6回)
6ターン目:バウンスも含めて豪風リノで3回攻撃して勝利


だいたいこのような流れになります。
遅くても8ターン目には勝利できることがほとんどです。

つまり、じっくりと長期戦を行うようなデッキに対しては負けることはほぼありません。早ければ6ターン目で終わってしまうからです。
この豪風リノデッキが出てきたことで、他のデッキもそれなりの速さに対応する構成に変更する必要性が出てきたと思います。

だからと言って、この暴風リノデッキは終盤に弱いわけではありません。
後半になる程PPも増えるため、序盤に出遅れてても一気にバウンスを重ねて逆転する力は持っていますし、スペルで相手守護を除去する余裕も出てきます。
速いし持久力もあるんですよね。

そして2つ目の強みは、この6,7ターン目だけで攻撃して相手を倒せる攻撃力の高さです。

このゲームにおいてリーダーの体力は20点より上がることはありません。
ですので、1ターンで20点以上のダメージを叩き出せるのであれば、ちょこちょこ攻撃して相手リーダーの体力を無理に減らす必要は無いのです。
ビショップ相手とかだと、ダメージを与えても回復されて計算がくるってしまうことがよくありますので。

しかも豪風リノが3枚あれば3コストだけで勝負が決まります。
1枚でも1コストのバウンスが2枚あれば合計5コスト。
2枚なら合計4コスト。といった感じですね。
だいたい相手も守護を置いてきたりするのですが、残りのコストでスペルを使って守護を除去なんて簡単に出来ちゃいます。
「エンジェルシュート」なんて4コストで消滅なので7ターン目にセットで使って勝つパターンはこのデッキのあるあるです。

選択出来ないタイプの守護でも豪風リノを1枚犠牲にぶつけて破壊したり、他にフォロワーがいなければ「妖精のいたずら」で強制的に手札に戻させるので万能です。

しかし私が思うこのデッキの一番の強みは、手札内で豪風リノを育てることが出来ることだと思っています。

場で成長するタイプのフォロワーは除去されやすい

「旅ガエル」など、潜伏中に攻撃されないことを利用してフォロワーを強化するデッキも他にありますが、全体除去や今だと選択出来ずとも攻撃する手段がたくさんあるため、強化したフォロワーが除去されるリスクは十分にあるんですよね。
その瞬間、それらのデッキはだいたい負けます。

それに対して豪風リノは、場には出ますが自分のターン終了までには必ず手札に戻るような立ち回りをするので除去されるリスクはありません。
つまりこちらの戦略が相手に崩されにくいのです。

しかも旧リノセウスと違い、1ターンで手札をフル回転させる必要が無く、毎ターン貯金するように豪風リノを育てることが可能なので、コンボパーツで手札を圧迫する状況もほとんど無いと思います。

この三本柱が豪風リノを支えていると個人的には思っているのですが、弱点が無いわけではありません。

豪風リノデッキの弱みについて

先ほどの豪風リノデッキの強みを知った上で、下記のデッキ情報をご覧下さい。

ゲーム中の大会上位デッキ紹介にあった、ROGアンリミテッド杯優勝の豪風リノデッキです。

豪風リノのお手本のような構成ですね

人によって多少の違いはありますが、最近の豪風リノデッキはだいたい上記のような構成がほとんどだと思います。

結論を言いますと、豪風リノデッキの弱点は序盤に「豪風のリノセウス」を引けるかどうかの運要素がまぁまぁある。という点です。

序盤に豪風リノが手札にこなければバウンスも何もありません。
豪風リノがいなければバウンスカードもほぼ無意味。
非常に厳しいのです。

そのため、だいたいの方は上記デッキのように「森の女王・リザ」を入れて豪風リノを確定サーチしたり、「ざわめく森」でエルフフォロワーで引っ張り出そうとします。
それでも序盤の手札に豪風リノが来ないことは、まぁまぁあります。

「それを弱点と言われると、こっち何も出来ないんだけど・・・」
と思っている方は多いことでしょう。
でも実はこっちが出来る対策は結構あります。

まず先ほど述べたように、豪風リノが最初の手札に来ない可能性は高いです。
ですので2〜3ターン目は「ざわめく森」「森の女王・リザ」で豪風リノを引張てくるのにターンを消費しちゃうんですね。
そこで相手の手札に豪風リノが入るまでに着実とフォロワーを並べるんです。

それも単体で強いフォロワーよりも、弱くても複数フォロワーを並べた方が効果的です。
というのも、豪風リノデッキは「対空射撃」「強者の威風」「エンジェルシュート」などの単体では強い除去スペルを多く持っているのですが、複数や全体除去を持っている人はあまりいません。(私も入れていません)

そしてそのまま疾走持ちのフォロワーなどを続けて投入していき、6,7ターン目までに勝負を決めてしまう短期決戦が1つの対策です。
豪風リノは速い方ですが、それより速いデッキには意外と脆かったりします。

それ以外にも6,7ターン目より遅いデッキでも豪風リノの攻撃を止める、もしくは緩和する手段はあります。

その1つが「妖精の目覚め」「人喰いの庭」など、リーダーに攻撃するフォロワーにダメージを与えるアミュレットを置くことです。
進化なしの豪風リノの体力は1なので、これを置くだけで相手の攻撃が止まることはあります。(ロビンフッドも含めてこの対策が出来るのはエルフだけですかね・・・)

効果知らずに突っ込んでくる人もたまにいます。私もそうでしたが・・・。

また他にもダメージを緩和する手段としてロイヤルの「不滅の英雄・ローラン」、ビショップの「神の盾・ブローディア」、ネメシスの「虚数物体」、ヴァンパイアの「堕落の漆黒・アザゼル」などがあります。
これらの対策をされるだけで、豪風リノでリーダーを攻撃しなければいけない回数が増えるため、豪風リノデッキ側からすると厄介なんですよね。

これは復讐も発動するし厄介ですね

また単純に守護を置かれるだけでも豪風リノデッキ側にはプレッシャーがかかります。
それもダメージが通りにくい「メタリックファーザー」「マンマル1号」は更に厄介です。進化した「ハルクドラゴニュート」なんて最悪ですね。

あと攻めのフォロワーとして「レヴィオンデューク・ユリウス」「悪逆の公爵・ユリウス」はバウンスを繰り返す豪風リノには結構キツイです。

正直ここまでされると辛い。このあと結局負けます・・・。

だからと言って豪風リノ側が何も準備していないことはなく、アミュレット除去やフォロワー除去手段はいくつか備えているはずですので、これらの対策を複数組み合わせることが効果的です。

もうひとつ注意点としまして、もし守護がいないのであれば守護を持たないフォロワーは必要以上に出さない方が良いです。
「対空射撃」のバウンスを手助けにすることがあるので。
豪風リノ側としても「対空射撃用に相手フォロワーがいればなぁ」なんて考えていることもあります。
逆に強力な守護を守りたい場合は、他のフォロワーを一緒に横に並べて「強者の威風」「妖精のいたずら」の標的にされないようにカバーするのもありです。

具体的な例として、最近あった私のリプレイ動画から、あり得そうな失敗パターンを2つ載せておきます。

こうなることを期待して相手の「清純なる祈り・エイラ」を「妖精のいたずら」で相手の手札に戻させたりはしましたが、豪風リノ相手に3つも必要ないと思います
豪風リノのプレイ回数を確認しておくと、また違った展開になったと思います。ネメシスであれば「虚数物体」か守護フォロワーを置くタイミングだったと思います。

どちらもアミュレットやフォロワーで必要以上に場を埋めてしまったのが敗北の原因ではないでしょうか。
豪風リノ以外のデッキであれば有効的な手段だったかもしれませんが、単体除去と行動不能にするカードが多いデッキには気をつけた方がいいですね。

木こりの豪風リノデッキ解説

最後にちょっとしたオマケとして、私がメインとして使用している豪風リノデッキをご紹介したいと思います。

ちょっとカードの種類が多かったのでこんな表記にしています・・・。

フォロワーが4枚と少なめなのが特徴です。
出来るだけ早い段階で豪風リノをデッキから引っ張ってきたかったので、「ざわめく森」で豪風をほぼ確定サーチにするためにこれだけフォロワーを減らしています。
「ざわめく森」「森の女王・リザ」を引いたとしても、ラストワード効果も含めて豪風リノが2枚確定します。
とにかく「ざわめく森」でサーチした結果、がっかりするような要素を消したかったんですよね。

そしてフォロワーを減らした分は、ドロースペルと除去スペルを増やしています。
この辺りは最近よく当たるエイラビショップのことを意識していて、でっかくなった相手フォロワーやエイラを破壊する手段を増やしました。

あとは豪風リノとのミラーマッチも少し意識して「人喰いの庭」も入れました。
1コストの「眠れる妖精の森」よりも除去されにくいので。
アグロデッキの低コストフォロワーを止めるのに役立つときもあります。

弱点は一般的な豪風リノよりもバウンスカードが減っているので、豪風リノが手元にあっても何も出来ない状態になることがあります。
その代わりリノ3枚が揃うことは多いので、それで補っている感じです。

最初は
「こんなんで勝てるんかなぁ?」
っていう不安な状況でしたが、案外勝ててます。
個人的には一般的な豪風リノよりも気に入っています。

まとめ

  • 相手の手札に豪風リノがこなければ弱い
  • 豪風リノサーチに序盤攻める隙がある
  • 1ターン目からフォロワー並べるようなアグロデッキには比較的弱い
  • リーダー攻撃フォロワーにダメージを与えるカードは効果的
  • ダメージ軽減能力を持つカードで攻撃を遅らせるのも効果的
  • ダメージ軽減守護も有効
  • ユリウスも出されるのを嫌がる
  • 除去される前提で守りは複数を推奨
  • 無闇にフォロワーを出して対空射撃の的にされないように注意

だいたいこのようなところでしょうか。

あまりにも豪風リノが強すぎるのであれば修正される可能性がありますし、手札破壊カードが増えてくるとまた環境も変わると思います。
また何かあれば記事を更新しますね。

それじゃあ、またなっ!!

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