こんにちは、木こりです。
今回は対戦であまり見かけない春麗のヒーローアーツ「百裂脚」を使ったデッキを作りました。
というのも、春麗のレベルが低くてそれを上げるために「気功掌」からコツコツ使ってました。
(最初は気功掌とシールド付きユニットばかり集めたシールドガチガチデッキというので遊んでいましたが、弱すぎるので「百裂脚」を習得した時点で速攻やめました…)
デッキ紹介の前に、まずは「百裂脚」の情報から。
「重貫通」の注意点
春麗のヒーローアーツ「百裂脚」はユニットの攻撃力を+1すると同時に「重貫通」という能力を付与します。
そして「重貫通」が今回のメインとなってくるのですが、この能力が付与されたユニットの攻撃で敵ユニットを倒す(破壊する)、その敵ユニットに与えたダメージと同じダメージを敵ヒーローにも与えるんですね。
でもこの能力について注意すべきポイントはいくつかあります。
- 攻撃時なので反撃時に敵ユニットを破壊しても効果なし
- 撃破ではなく倒す(破壊する)なので、攻撃時に破壊されてもOK
- 連撃の1撃目で倒した場合は2撃分のダメージが敵ヒーローへ与えられる
まず私がこのデッキを作る前に狙っていたのが「反撃時にユニットに重貫通を付与してヒーローへ直接ダメージ作戦」でしたが、残念ながらそれは不可能です。
貫通するのは攻撃時のみになります。
しかし嬉しい誤算もありました。
それが、「攻撃時に破壊されても貫通する」という点です。
つまり攻撃力がある程度高いユニットに付与してしまえば、例えこちらが破壊されてしまっても敵ユニットも道ずれに出来れば敵ヒーローにも大ダメージを与えることが可能なんですね。
そして「連撃」との関係には注意しなければいけません。
連撃の1撃目で敵ユニットを破壊できれば2撃分のダメージが敵ヒーローに入りますが、倒すのに2撃かかってしまうと1撃分のダメージしか敵ヒーローに入りません。
具体的に例を出すと、攻撃力5の「重貫通」&「連撃」ユニットの攻撃で残りHP5の敵ユニットを破壊した場合、敵ヒーローには10ダメージ入りますが、残りHPが10の敵ユニットを倒した場合は敵ヒーローに5ダメージしか入らない。
といった感じです。
「重貫通」の効果は何となく知っていましたが、実際に使ってみると色々と知らないことがありました。
これらを踏まえて作ったのが下記のデッキです。
「連撃」ユニットや「撃破」ユニットに付与
このデッキの狙いはもちろん先述した「重貫通」を生かすために、「神脚美技春麗」や「ラージャン」といった「連撃」ユニットを主力としています。
どちらの連撃ユニットも攻撃力が2のため、「百裂脚」の効果で攻撃力が+1されて3となるため、HP6までの敵ユニットなら攻撃を貫通可能です。
この攻撃力が1上がる効果も連撃と相性が良いんですよね。
そしてアクションカードには「猪突猛進」を3枚入れて、隙があれば逆鱗デッキのようにバンバン敵ヒーローにダメージを重ねていきます。
またこのデッキの性質上、ユニットを狙われることが多いため「三角飛び」でシールドを付与したり「グリーンハーブ」でHPをブーストさせるカードを入れて、相手のアクションカードへのカウンターとして使います。
また連撃ユニット以外でこのデッキに入れているユニットで多いのは撃破能力を持ったユニットです。
というのも「百裂脚」で攻撃力を+1できるので、味方ユニットが撃破出来る範囲を広げることが可能だからです。
「百裂脚」に必要なAPも13と軽いので、使えそうな場面があればバンバン使って余らせないようにしています。
エックスで大きく戦局を変えられる
そしてこのデッキ以外にも言えることですが、「超文明の遺物エックス」は緑単色デッキには必ず入れるべき良いカードです。
黒デッキ相手だと、お手軽にリベンジを得られるだけでなく最近流行りの「T-103スーパータイラント」なんかにぶつけて能力を奪っちゃえば、それだけで攻撃力5の連撃&俊敏持ちの恐ろしい存在になっちゃいます。
これに「百裂脚」を付与できればかなり美味しい。
下記は「T-103スーパータイラント」を食べた後に「G成体」まで食した後のエックス無双の終着地点です。
黒デッキだとこのように能力の奪い甲斐があるユニットが沢山いますが、つい最近紫デッキにもエックスの良い置き所を見つけました。
それが相手が「ヘル=グリード」を出したタイミングで、それとはワザとずらしてエックスを配置します。
相手はそれに焦って色々とアクションカードを使ってユニットを量産してくれますが、呼応効果で出てくるユニットは呼応で攻撃力やHPが上昇する食べ甲斐のあるユニットばかり、上手くいけばこんな感じで育ちます。
「重貫通」が怖すぎるユニットに変身します。
黒デッキ相手なら直ぐに付与もあり
このヒーローアーツの使い所として、攻撃直前にユニットに付与することが多いと思います。
攻撃直前にヒーローアーツを使う目的としては、付与してからそのユニットが直ぐに破壊されちゃったら残念なので、攻撃ギリギリで付与させることで1撃だけでも確実に攻撃を通すこと。
そしてもう1つは攻撃直前にヒーローアーツを発動することによって相手のユニット配置やアクションカードを妨害するというのを狙っています。
黒デッキ相手だと「抹殺」があるので、特に攻撃ギリギリまでヒーローアーツ発動を躊躇してしまいますが、実は早めに使った方が良いパターンもあるんですね。
それが手元に攻撃力を上げるアクションカードが無く、ヒーローアーツを攻撃力2のユニットに付与しようとしている場合です。
黒デッキには「殺戮の棘」という優秀な除去カードがありますので、攻撃力を上げる効果を持ったカードが少ない緑デッキ相手だと積極的に使用してきます。
そこでユニットの配置と同時にヒーローアーツを発動してしまうことで「殺戮の棘」の射程範囲から外してしまおうという作戦です。
でもまぁそのユニットを別のアクションカードで除去されちゃったらもうショックですけどね…。
ちなみに逆鱗デッキやレイレイやいぶきを呼応で成長させるデッキ相手だと、相手ユニットへ働きかけるカードがないこのデッキでは部が悪いです。
というか空戦にも弱いです。
まとめ
- 重貫通は反撃時に敵ユニットを破壊しても効果なし
- 重貫通ユニットが攻撃時に破壊されてもヒーローにダメージは通る
- 連撃の1撃目で倒した場合は2撃分のダメージが敵ヒーローへ与えられる
- 攻撃力UPの効果を撃破ユニットに生かす
- エックスは凄い楽しい
- 「殺戮の棘」警戒で早めにヒーローアーツを使うのも有り
- 相手ユニットに働きかけるカードが無いのが弱点
実は連撃ユニットが多い赤ユニットカードを豊富に入れた混色デッキも作っていたのですが、劣化版逆鱗みたいな感じになってしまったので今回は緑単色の重貫通デッキを紹介させて頂きました。(エックスが楽しかったし…)
それじゃあ、またなっ!
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