こんにちは、木こりです。
テレビ番組「勇者ああああ」でゲームを自作することで有名なマヂカルラブリーの野田クリスタルさんですが、番組で紹介していない隠れた名作も作られています。
例えば「sushi」は私も攻略記事を書くくらいハマりました。
そんな中、もうひとつ手を出そうかどうしようか悩んでいた野田ゲーがありました。
それが今回攻略記事を書こうと思った「愛方さがし」と呼ばれる恋愛シミュレーションゲームですね。
私がプレイするかどうか悩んだ理由の1つが、今まで恋愛シミュレーションというジャンルのゲームを遊んでこなかったので少し抵抗があったという点です。
ただ、色々な面白いゲームを作られている野田クリスタルさんの作品であり、レビューのコメントも良かったため遊ぶことにしました。
そして今回はその攻略について記事を書きたいと思うのですが、このゲームにはネタバレ要素が含まれますので、物語の核心には触れないように解説させて頂きますのでご安心下さい。
その前にプレイを悩んでいる方へ向けて少しプレゼン
私はいつも楽しくファミ通を読ませて頂いているのですが、その中でも山本さほさんの「無慈悲な8bit」というコーナーはお気に入りです。
その山本さほさん曰く
「名作として人々の心に残る作品は、得てして不思議で少し怖い物」
という名作の法則について持論を掲げていたんですね。
確かに、ゲームに限らず漫画やアニメといった作品においても私の記憶に残っているのは、そういった「不思議で少し怖い」要素が含まれているものが多い気がします。
そして野田クリスタルさんが作ったこの「愛方さがし」は、一見よくある恋愛シミュレーションゲームかと思いきや、エンディングで突如として不可解な現象に巻き込まれるミステリアスな展開に…。
「ちょ、何だよこれ〜(笑)」
と最初は笑っていられるかも知れませんが、周回を重ねるにつれて、その不可解な現象に少し恐怖を覚えるようになるはずです。
このゲームを単なる通常エンディングだけを見て終わるのであれば、ただのクソゲーとしか思えないでしょうが、真のルートにたどり着いた時に物語は急展開を見せます。
全ては言えませんが、あなたはこの不可解な現象の真相を知る重要な人物と出会うんですね。
そこで真のエンディングを見たとき、この不可解な現象がある人間の強い欲望によって引き起こされていた真相と、そこで現れる人物がプレイヤーの期待を良い意味で裏切ります。
更に、ゲーム中ではあまり語られなかった主人公について、ある衝撃の事実まで浮かび上がってくるラスト。
今思えば、この作品のタイトルから伏線が張られていたのかも知れません…。
私はこのゲームをクリアした後、色々とネットで調べて事実確認をしてしまったくらい最後は衝撃が走りました。
ここまで読まれて、このゲームに少しでも興味を持たれた方がいれば幸いです。
そしてここから先は、「真のエンディング」を迎えるための攻略について、ネタバレなしで解説させて頂きますので、もし途中で詰まって困っている方は是非参考にして頂ければと思います。
「このジャンルのゲーム、周回プレイが基本だから時間かかるだろ?」
と思うかも知れませんが、安心して下さい。
下記の攻略通りにプレイすれば恐らく1時間も掛かりませんので。
よっちゃんコンプがポイント
まずの真のエンディングにたどり着くための条件として、コンプ率を全キャラクターMAXの状態にする必要があります。
各キャラクターをコンプするためには、ゲーム中に出来るだけ多くそのプレイヤーと出会うルートを選択しなければいけません。
このゲームにおいてルートを決める要素となるのは、NSCへ向かうルートや休日遊ぶ場所を決める時に発生する2択のみです。
そしてその2択は全部で10回出てくるので、組み合わせで考えると嫌になるほど周回プレイが必要に思えますが、そこは野田クリスタルさんの親切設計が施されており、私は下記の方法で4周目で真のエンディングを迎えることが出来ました。
- 1周目は全ての選択肢において「上側の選択肢」を選ぶ
- 2周目は全ての選択肢において「下側の選択肢」を選ぶ
- 3周目は11月までは「上側の選択肢」、12月からは「下側の選択肢」を選ぶ
- 4周目の展開がある部分で変わって真のエンディングルートへ
こんな感じで、2択を片方ずつまとめて潰していくだけでほぼコンプするように作ってくれており、よっちゃんをコンプするところだけ工夫すれば、全キャラコンプだけだと3週で終えることが出来ます。
もしかしたらこれよりも早い2周でコンプする方法も存在するかも知れませんが、ここで紹介するコンプ方法はとても単純で覚えやすいのでオススメです。
ちなみに2周目以降、同じシーンは早送りすることが出来る便利な機能までつけてくれているので非常に助かります。
是非、この方法で皆さんも真のエンディングをご覧下さい。
プレイした感想
ゲームの見た目に捉われずに食わず嫌いをしなくて良かったと思える作品でした。
話の展開的に私は「ひ」から始まるある作品が思い浮かんで、あの時に感じた衝撃をもう一度楽しめた感じです。
もうちょっと過激なシーンを加えればアニメ化しますかね?(笑)
こういうどんでん返しみたいな展開は私は大好物で、「恋愛もの」と思いきや実は「ミステリー」、と思いきや…。ですもんね。
この辺りはホラーゲームの「Until Dawn」や「Man of Medan」とかが個人的には思い浮かびました。
犯人は「殺人鬼」かと思いきや…とか、「霊的な現象」と思いきや…。
みたいにプレイヤーを作り手の思惑方向に錯覚させて、最後は急展開で盤面をひっくり返してくるような作品が好きなんですね。
このゲーム自体の構想も50年前からあったとしたら、これらのゲームのインスパイア的存在だったのかも知れません(笑)
残念なポイントがあるとしたら、このゲームなぜか頻繁にアプリが落ちます。
自分はiponeで遊んでいて、もしかしたら自分だけの問題なのかも知れませんが、ゲームを楽しんでいるのに中断させられてリズムが崩れるのは痛かったです。
ただしこの点についても、オートセーブ機能がついているため直前に落ちた地点から再開できる救済措置となるシステムも一応あります。
また個人的に助かったのは「早送り」機能で一度見たイベントは飛ばせる部分です。
一部飛ばせないシーンはありましたが、この機能で大分快適にプレイすることが出来ました。
要するに、全体的に良かった作品だと私は思います。
プレッシャーを掛けてしまうかも知れませんが、また面白い野田ゲーが出てくることを密かに楽しみにしております。
それじゃあ、またなっ!
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