対戦ゲームは勝つまでやめない&勝ったリプレイしか観ない遊び方考察 一方でプロは?

私はオンライン対戦ゲームが大好きです。
(オンラインゲームが好きだけど友達がいない話は置いておいて)

オンラインゲームで友達を作るのが苦手な話

2019年9月27日

でも好きだと言っても負けず嫌いの私はゲームでも負けると大変悔しがります。

そんな私がオンライン対戦ゲームを楽しむ上で気を付けている下記2点について、今回は記事を書いてみたいと思います。

  • 勝つまで絶対にやめない(負けて終わらない)
  • リプレイは勝った試合だけ観る

この記事を読む上での注意点ですが、私はプロゲーマーでもなければガチ勢と言われるほどゲームをやり込んでいる訳ではありません。
いわゆるエンジョイ勢に入るのだと思います。

ですので、ここに書かれている私のゲームプレイ方法を真似することは、ゲームの上達に繋がる行為ではありません。

あくまで、私自身が楽しい気持ちでゲームをプレイして、穏やかな気持ちでその日を終えることをフォーカスして考えていますので、プロを目指している方は参考にしないようご注意下さい。

でも最後にプロゲーマーの考え方も少し触れていますので、そこだけ読んで頂くのも良いかと思います。

「ガチ勢」と「エンジョイ勢」の違い

先ほど自分は「エンジョイ勢」に当てはまると述べましたが、そもそも「エンジョイ勢」とはなんぞや?ということで、定義について少し調べました。

で簡単に言うと
「勝つことよりも楽しむことを目的としてゲームをプレイしているプレイヤーの総称」
だそうです。

そうじゃなくてマジで勝ちを取りに行くプレイヤーを「ガチ勢」と呼びます。

対戦ゲームにおけるプレイヤーをこの「エンジョイ勢」か「ガチ勢」かで分けるとするのであれば、やはり私は「そこまでガチでは無い」という意味で「エンジョイ勢」に入ると思った訳です。

でもですね、「勝つことよりも楽しむことを目的としている」と言われても、個人的にはやはり勝つほうが楽しいですし、負けると楽しくありません。

チーム同士の対戦においては、例えチームが負けたとしても個人で自分の良さが全て出し切れたのであればそれは「個人的には良いプレイが出来た」と満足することも出来るかもしれませんが、負けは負けです。

もしかしたら、敵チームはその良い動きが出来たプレイヤー以外を上手く処理できたから勝てたとも捉えることも出来ますよね。

要するに、気持ちの強さにバラツキはありますが「エンジョイ勢」でも基本的に勝ちたいという気持ちは変わらないと私は思っています。

だって負けたらやっぱり悔しいですもん。

勝つまでゲームをやめない

「くっそー!また負けたかぁ…悔しいなぁ…」
って思ったままゲームをやめることが出来る人は凄いと思います。
少なくとも私は出来ません。

小さな頃から多くのスポーツを経験してきましたが、スポーツにおいては基本的には負けたら終わり。
勝って終わることが出来るのは優勝者だけです。

めっちゃ悔しいですよね。

でもまぁ練習試合くらいの内容であれば勝って終わることも十分あり得ますが、仮に負けたとしても
「勝つまで試合させて下さい!」
なんて言って聞いてくれる対戦相手は普通はいないでしょうし、時間や体力的な制約を考えると現実的ではありません。

その点、オンライン対戦ゲームは素晴らしい。

ゲームの種類にもよりますが、1試合5分くらいで終わるものが沢山ありますし、インターネットにさえ繋がっていれば対戦相手も世界中から自動で即座にマッチングします。

つまり、勝って終わることが可能なんです

ですので、基本的に私は対戦で勝つまでゲームをやめません。
実際には3連勝するくらいまでゲームを続けます。

現在私はTEPPENというカードゲームにハマっていて、面白い構成のデッキを考えて作っては実践に投入するのですが、面白い分あまり強くは無いことがほとんどなので大抵負けが続きます。(面白いデッキを作りたいけど負けたくもないというややこしいのが私です)

そこで
「このデッキじゃ勝てないなぁ、今日はこの辺にしとくか」
で止めることが出来ない私は、自分の持っている中で強めのデッキを使ってまたゲームを続けちゃうんですね。連勝するまで。

強いデッキを使っても勝てない時はどうするか?
勝つまでずっと続けます。

これで自分が納得いく勝利を勝ち取れば、良い気分でゲームを終えることが出来る。といった感じですね。

リプレイは勝った対戦しか視聴しない

勝って終わると言っても、ゲームを始めて直ぐに3連勝しちゃった場合は即座にゲームを終えるのかと言うと、物足りないので続けますね多分。

でもこの引き際の判断は難しいもので、終わるタイミングを間違えてしまうと、せっかく連勝していたのに負けのループに繋がってしまい、どんどん時間だけが経過していくという最悪の事態に陥ります。

ですので、そうならないように早めに切り上げる手段として、「過去の対戦結果のリプレイを観る時間に費やす」という方法があります。

例えば、自分が納得できる勝利数は達成したけど、
「まだちょっと時間が余っているなぁ…」
って時はそこで対戦自体は終了し、その日に勝った対戦のリプレイ動画を観る時間に費やすのです。

ここで重要なのは、勝った対戦のリプレイのみ視聴するという点です。
負けた対戦のリプレイは見ません。


多分この辺りが「ガチ勢」の方々と大きく違う部分だと思います。

スポーツだけじゃなく、勉強においても仕事においても、上手くいかなかった点についてはしっかりとレビューを行い、それを次にどう生かすか試行錯誤することは人間が生きていく上でとても合理的な行いです。

でも私はゲームにおいてはそれをしません。

だって負けた対戦を見ても
「ここをもっとこうしておけば良かったなぁ…」
ていう課題は出てきても、あまり楽しい気持ちにはなれないからです。

それよりも勝ったリプレイを見て
「これは上手かったなぁ」
と自分のプレイに酔いしれる方が気持ちとしては良いと思います。

「負けたリプレイを観ることで結果的に勝ちは増えるよ!」
っていう意見もあるかと思いますが、負けたリプレイを観る時点でちょっとストレスを感じるんで私は控えています。

それにリプレイを見なくても、負けた理由はある程度自分の中で分かっていることが多いので、本当に負けた理由が分からない「わからん殺し」みたいな状況じゃない限りは滅多に見ません。

また勝ったリプレイからでも小さなミスが見つかることは多々ありますので、その辺りは反省しつつ、最終的に勝つことが分かっているリプレイ内容なので、安心して気持ちよくゲームを終えることが出来ます。

私は一時期EXVSFBというゲームにハマっていました。

2対2のオンライン対戦ですが、このゲームのリプレイは自分視点は当然として、相方の視点や敵側の視点まで観ることが出来るため、1試合につき4回もリプレイも見ていました(笑)。

相方視点では
「こっちも頑張ってくれてるなぁ」
とか
「味方視点からの自分の活躍もカッコイイ‼︎」
とか
「ここは申し訳なかった…ゴメン…」
って思いながら見ています。

敵側の視点では
「敵視点から見ても自分のこのプレイはシビれる」
とか
「この敵さんもこんな上手いプレイしてたんだぁ」
って感じですね。

いやぁ普通の人がこれを知ったら
「コイツ、なんて変態なんだ…」
って引くかも知れませんが、私はそれで楽しませて頂いております。有難うございます。

瞬く間に時間が吸われていく

この遊び方のデメリットは言うまでもなく、あっという間に時間が無くなってしまうことです。

先ほど少し触れたようにオンライン対戦の引き際を間違えると、連敗にどハマりしてしまい、いつまで経っても勝てません。

ランクマッチをしていれば自分と同じような強さのプレイヤーと当たるので、そこまで実力に差があることは少ないのですが、ハマるときはハマります。

もし雲行きが怪しそうなら練習中の人が多いフリーマッチにでも戦場を移して、難易度を意図的に下げてはいますが、そこで勝てば良しとしましょう。

さらに時間を奪っていくのがリプレイの視聴。

EXVSFBでは4視点分のリプレイが観れると話しましたが、1試合3分から〜4分掛かるので1試合あたり15分くらいリプレイを観るのに時間を費やしていることになります。

特に気に入ったリプレイ内容は繰り返し観たりするので、オンライン対戦は終わってすぐ寝る予定だったのに気付いたら1〜2時間経過していて
「何だこれは…」
と感じたこともしばしば。

ゲームで楽しい気持ちになっても時間管理が上手くできずに寝不足になって、他のことに悪影響が出るなら本末転倒と言いますか、決して良い楽しみ方とは言えませんので計画的に。

あと、本気でゲームを上達したいと思うのであれば負けた試合を分析することは大切です。

負けた試合を観ることでストレスを感じたくなかった私は、上手い人のプレイ動画をひたすら観ることで代用していました。

でもその人の真似をしているようで、無意識のうちに変な動きをしてしまっていることは、自分のリプレイと比較して客観的に見直していくのが良いのでしょう。例えそれが負けたリプレイだとしても。

プロゲーマーの考え方

話の展開が急なのですが
「じゃあプロゲーマーってどんな気持ちで勝負しているんだろう?」
っていうことで少し調べてみました。

ちなみにここから出てくる勝ち負けは練習試合ではなく本番の話です。

生きる伝説と言っても過言ではないプロゲーマーの梅原大吾さんがある記事でこうおっしゃってたんですね。

勝負に負けても、『この一回で終わりじゃない』と思えば悔しくはない。
悔しいと思うのは、負けた後に自分がどうすればいいのか分からないから。
そこから次に勝つための方法を考え、自分の力で何とかできると思えればいい。

(出典元:https://type.jp/st/feature/534)

まず練習する段階から一般の人とは比べものにならないほどの努力を費やしているプロですから、負けたら絶対に悔しいはずなんですが、梅原さんは負けを次に活かす考え方で悔しさを上手くコントロールしていました。

そして梅原さん曰く、勝負に強い人はマイペースな人が多いようで
「これで負けたら人生終わり」
と必死になっちゃうとアウト
なんですって。

個人的に興味深かったのが、そのマイペースを維持するためのポイントとして、
「仕事以外の人生をどれだけ充実させられているかが大事」
と述べているんですね。

梅原さんにとって仕事とはゲームそのものですので、要するにゲームで勝つためにゲーム以外のことを充実させるのが大事だと言っているんです。

今まさに、
「逆に⁉︎」
と言いたくなる状況ですよね?

その後に続く名言が
「仲の良い友人や大好きな恋人がいる、大切な家族やペットがいる、好きな趣味の世界があるなど、『負けても、普段のオレは変わらないんだ』と思えるような何かがあればいい」
という素人の自分からは一生出てこないであろうカッコイイお言葉。

私の場合、仕事以外に充実させていることがゲームなので、そのゲームで負けたら仕事でマイペースを維持出来ないから私は勝つまでゲームをやめないんですかね?(笑)

そして記事の最後では
「今の自分は満足しているが、勝った、負けた、賞金をもらえたという世界だけでは楽しくない」
と締めくくっています。

最強のゲーマーが言うと説得力がありますよね。

その一方で、強くもないのに「エンジョイ勢やってます」みたいなこと言っている私は恥ずかしい限りです…。

勝つことにエンジョイを見出しているエセエンジョイ勢の私にとって、勝ち負け以上に楽しい世界があるということは大変素晴らしいことだと思います。

確かに勝つことは好きですが、それ以前にゲームで遊ぶことが好きな昔の純粋な私を思い起こしてくれる、神のようなお言葉でした。

まとめ

  • 「エンジョイ勢」は勝つことよりも楽しむことを重視している
  • それでも勝てないと悔しいから連勝するまでゲームをやめない私
  • 引き際を間違えると時間がどんどん奪われるので注意
  • 勝ったリプレイだけを見て良い気持ちになる
  • 負けたリプレイを見る人よりは上達しない
  • プロは悔しさも上手くコントロールしている
  • マイペースでいるプレイヤーが大舞台でも強い
  • そのために大切なのは他のことを充実させること
  • 梅原さんでも「勝ち負けだけでは楽しくない」と感じている
  • 勝ち負けよりも楽しい世界があることは素晴らしいこと

それじゃあ、またなっ!

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