こんばんは!木こりです。
最近はもっぱらDBD(デッドバイデイライト)の魅力にとりつかれてハラハラドキドキしながらオンラインでゲームを楽しんでいました。最近のゲームはどれも刺激的でとても面白い!最高です。
でもたまにはゆっくり街づくりしたい時ってありますよね?(私は大人になってゲームに刺激だけではなく、時に安心感を求めるようになったような気がします)
私が今までにゲームソフトを買ってまでやってみたいと感じた唯一の街づくりゲームはBanishedと呼ばれるSteamのPCゲームでした。
2broの兄者さんがやっているのをぼんやり眺めているだけでしたが、「これめっちゃやりたい!!」と言うくらい私にとって理想的な街づくりゲームだったのを記憶しています。
Banished、それは最高の街づくりゲーム
なんか実際にプレイしました感を出している見出しですが、私はYoutubeで動画を見ていただけです・・・。
この動画をただひたすら見てるだけでも面白かったんですね。
少し前にPS4で発売されたシティーズスカイラインの近代的な「都市」開発と比べれば、かなり原始的でサバイバルチックなんですがそれがまたGood!
この「村」感が個人的にはかなり癒されました。
世間の忙しさから解放されて、まったり優雅な隠居生活を送る癒しゲームのようですが、実際には食糧難であっさり街が壊滅してしまったりするシビアなサバイバル感もしっかりした現実的なゲームです。
プレイヤーが作った街でコツコツ働きながら生活している村人を見ているだけでも面白いんですよこれが。(何度も言いますが私は動画で見ていたダケ・・・)
子供が生まれたり、学校で教育を受けたり、成人したり、寿命で死んだり、そりゃあ愛着もわいてきます。
そんな木こり史上最高の街づくりゲームに出会えた喜びもつかの間、ゲームがプレイ出来るPCを持っていない私は、この思いをどこにぶつけていいのやら。
ただただ動画を見ることしか出来ませんでした。(それでも十分楽しかったですけどね。。。)
タウンズメンってどんなゲーム?
そしてある日、偶然Switchのゲームニュースを眺めていると興味深いゲームを見つけた訳です。それが今回の記事で取り上げる「タウンズメン」という街づくりゲーム。
何が良いって基本的にBanishedと似た感じのゲームシステムになっているんですよね。
ゲーム中のグラフィックは全然似てなくて少しデフォルメされた感じはありますが、このタウンズメンというゲームも近代的な都市開発を行うのではなく、村を作る泥臭さは私がBanishedで感じたものと同じでした。
そもそもBanishedを知らない方も多いと思うので、タウンズメン公式の紹介ムービーを載せておきます。
はい、この動画だけでゲーム内容を理解するのは難しいですよね・・・。
これで直感的に面白さを感じた人はもうこれ以上この記事を読まなくても構わないので速攻で初めて下さい。
恐らく大体の人は
「あぁ、たぶん街を作るゲームなんだなぁ」
ということがぼんやり浮かんできたくらいだと思います。
でもまぁ簡単に言えばその通りのゲームで、プレイヤーは領主となって小さな街を少しずつ育てて大きな街へと発展させていくゲームです。そしてその街を発展させる過程を楽しむゲームといっても過言ではありません。
しかし街づくりを楽しむと言っても、ただ住人(タウニー)を眺めてゆっくりしているようではダメです。
まずは食料の確保、そして全ての施設を作る元となる木材を得るために木こり小屋、採掘所、製材所などを建設していく必要があります。
ちなみに上位の建物になるほど必要な材料やお金(ターレル)は増えていくんですよね。
基本的にお金は税収を上げて稼ぎましょう。(上げすぎると生産性が落ちたりストライキが発生します)
そして、建設した施設で働く労働力を得るために新たに家を建設したり、住民が増えても食料に困らないように他の施設を増やしたりと、色々考えながら街を作っていくのがこのゲームの面白みです。
生産の効率や、住民からの税収を上げるために建物のレベルをアップグレードすることも可能ですが、それにはお金とは違う「名声」を消費します。
名声はクエストをこなしていると勝手に増えますが、お金よりも稼ぎにくいので大事に使用するのがいいでしょう。
ちなみに名声をお金に換金することも可能ですので、お金の少ない序盤では大変助かる金策の1つですね。
生産設備だけに気を取られていると突然火事が起こり、せっかく建設した設備もあっという間に全焼しちゃう可能性があるので火の見やぐらを建てたり、盗賊が街を襲撃してくるのに備えて見張り小屋も建てなければなりません。
ステージによっては雪崩が頻発する地域もあります。
市場を建設すれば行商人が定期的に街を訪れるようになり、そこで必要な物資を購入したり、または街で生産した物資を行商人に販売することで資金を得ることだって可能なんですね。
定期的に住民から「〜が欲しい」といった内容のクエストが出てくるので、それをクリアすることで材料やお金と一緒に経験値が手に入ります。
その経験値を貯めることでプレイヤーはレベルアップすることが可能です。
「え?レベルアップしたら何かいいことあるの?」
と思うかもしれませんが、まぁまぁいいことがあります。
レベルアップをすることで、プレイヤーは「研究」が行えるようになり、住民の荷物を運ぶ量が増加したり、税収が上がったり、見張り塔が街を守れる範囲が増えたりといった感じで、ゲーム中に有利な能力がどんどんアンロックされていくんですね。
質より量のチュートリアル
このゲームは「チュートリアル」「シナリオモード」「サンドボックスモード」という全部で3つのゲームモードを選べるようになっています。
そうなのです、インディーゲームには珍しく、きちんとチュートリアルモードまで備わっているので「初心者でも簡単にプレイできますよ」っという親切な作りになっています。
しかしまたこのチュートリアルモードが全6ステージという結構なボリュームなので、これをクリアするだけでも私は数時間プレイしました・・・。
一応話の流れとして6ステージとも繋がっています。
ただしステージとしては完全に区切れてしまっており、前のステージで自分が建設した施設の配置場所がちょっと変わっていたりします。
実際にチュートリアルモードをプレイしてみると気付くのですが、ちょっと表現が分かりにくい部分が多々あり、「このゲームこのまま続けていて本当に大丈夫なのか?」と最初は感じてしまう方もおられると思います。
ご安心ください。
チュートリアルが終わる頃には大体の基本は習得しており、その次に遊ぶであろうシナリオモードでは十分に街づくりを楽しめるようになっています。
実際にはシナリオモードをプレイしていく中で学んでいくこともありますが、そんなことはもうどうでもいいほど楽しさが全面に押し寄せてきます。
ボリューム大爆発のシナリオモード
チュートリアルだけで結構な時間が掛かると言いましたが、シナリオモードはそれを遥かに上回る特大のボリュームの全26ステージで構成されています。
各ステージの大きさは小〜巨大、難易度もイージーからハードまで表記されているので、ある程度自分の力量にあったゲームをプレイすることが可能です。
(ステージによっては季節が固定されていたりします)
そしてそれぞれの街は木材不足であったり、盗賊の隠れ家に囲まれていてやたら襲撃にあったり、定期的な雪崩で施設が大ダメージを受けたり、干ばつで食糧不足に陥っていたりと何かしらの問題を抱えています。
どうすればそのステージをクリア出来るのかという大まかな目標についてはメインクエストに記載されており、小さなクエストをコツコツクリアしていくと最終的にはゴールである目標を達成できるようになっています。
ステージは違っていてもプレイヤーのレベルと経験値に関しては引き継いで次のステージに進むことが出来るので、研究で手に入れた能力はそのまま活かせる親切設計です。
ちなみにステージのクリア条件を満たしても、そのまま続けてそのステージに居座ることも可能ですので、街が安定した状態で次々とクエストをこなして経験値を稼ぐことでいわゆるレベル上げ的なことも出来ちゃいます。
「やっとステージをクリアしたけど、次はどんなだろ?」
なんて思いながらうっかり次のステージに進んだりしちゃうと大変。
中々やめどころが分からずに睡眠時間を失うのがタウンズメンあるあるですので、シナリオモードは計画的に。
まったり出来るサンドボックスモード
ハラハラドキドキで進めるシナリオモードと比べて落ち着いているのがサンドボックスモード。(全24ステージ)
自分のペースで自分の好きな街づくりが可能です。
嬉しいのは盗賊の襲撃をOFFの設定にすることが可能なんですよね。
このおかげで兵舎や見張り塔等の建物を建てる代わりに自分の好きな建物を設置出来ると思えば夢は広がります。
小さな島の街で、漁師小屋を複数建ててメインの食料を魚だけで賄うなんていうのも風情があって良いものです。
まとめ
近代的ではなく中世時代の建物でサバイバル感のある街づくりにピンときた方にはかなりオススメのゲームです。
しかし既にBanishedをプレイ経験のある方にとってはシステムがシンプル化されており、難易度もだいぶマイルドになっているので少し物足りなさを感じるかもしれません。
その代わりと言ってはなんですが、Banishedをプレイしたことが無い私のようなRTS初心者にとってはとっつき易く、何より高額なPCを持っていなくてもSwitchで手軽にプレイ出来るだけでなく、インディーゲームなのでとってもお求めやすい価格でコスパ文句無しの一品です。
ちなみに自分の場合は100時間くらいプレイしました。
ついでに攻略記事も書いちゃいました。
皆さんも刺激的なゲームで少し疲れたら、息抜きにタウンズメンをプレイしてみてはいかがでしょうか?
それじゃあ、またな!!
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