こんにちは、木こりです。
TEPPENの東京ゲームショウ大会(一般参加)で見ることがなかったリーダーを使って何か変わったデッキを作ってみようと思って作りました。
本日紹介するのはヒーローアーツで「ジェネシス」を採用したジルデッキです。
「ジェネシス」はDAY OF NIGHTMARESが発売されるまではほとんど採用されなかったヒーローアーツの1つで、バトル中に探索されたカードをランダムに2枚EXポケットに持ってきてコストも1下げる効果があります。
これを採用した私が今までに見たことがあるデッキはDAY OF NIGHTMARES版の「レオン・S・ケネディ」で死亡時に探索される「闘志」(味方ユニットを+2/+2)を使いまくるパターンくらいです。
しかし私はそのカードを1枚も持っていないので、今手元にあるカードだけでジェネシスデッキを作ってみました。
主役は「ガイル」
デッキのユニットには「バレッタ」や「ラギアクルス」といった鉄板のダメージばら撒きカードや「宿命に抗う者リュウ」、「怒れる竜王リオレウス」といった定番のカードを多く採用しています。
しかしこのデッキの主役となるカードはDAY OF NIGHTMARESから参戦した「ガイル」です。
このユニットカードは死亡時に「衝撃」というアクションカードを探索してくるのですが、これが強力なところに今回目をつけました。
僅か2コストで敵ユニット1体に6ダメージを与えることが可能なので、大体のユニットは1撃で破壊出来てしまいます。
しかもこれをジェネシスでEXポケットに持ってきた場合は1コスト低くなるので、1コストで6ダメージを与えるという大変コスパの良いアクションカードに変身しちゃうんですよね。(まぁ私の知る限りコスパ最強は今のところ1コスト春麗ですが…)
しかも2回探索を済ませていれば2枚手に入るので、一度のヒーローアーツで12ダメージ分のカードが手に入ります。
リュウのヒーローアーツ「真空波動拳」と比較すると、合計与ダメージ量や2ユニットへのダメージ分散、必要なAPが1少ないという点で優位ですが、こちらはコストを使ってダメージを与えるのに対してあちらはノーコスト、しかもノータイムで即時発動できるために相手のアクションカードで返される心配がありません。
そういう点ではどちらが優位かと言われると若干リュウ側に軍配が上がりそうですが、どちらかが珍しいか?で考える私はこちらを採用します(笑)。
まぁ無理矢理メリットを考えるのであれば、このデッキは探索やヒーローアーツでダメージアクションカードを多く手札に加えることが可能なので、ユニットカードを若干多めにしても問題ありません。
そして低コストのアクションカードを多用するため、「宿命に抗う者リュウ」を簡単に強化することが可能です。
ちなみに「ガイル」3枚だけだと序盤に手札に来なければジェネシスが死んでしまうので1コスト4ダメージの「ハンドガン」を探索する「ジル・バレンタイン」も念の為3枚入れています。
また「バーン・コケコッカー」はその能力がどんなもんかを確認したいだけに1枚入れていますが、「アグナコトル」があればそちらで良いと思います。(自分はアグナコトル1枚しか持っていないので…)
「キリン」の優秀さに気づいた
基本的に盤面にダメージを与えるカードを多く採用している中で、最近手に入った「キリン」を実験も兼ねて1枚だけで投入してみました。
このユニットカードの能力は中々優秀なもので、全ての味方ユニットが「プレイ時にランダムな敵ユニットに2ダメージを与える」を持つようなもので、全ての手札のユニットカードがダメージカードへと変貌します。
しかも敵ユニットが出ても2ダメージを与える効果があるので、相手の場に何もカードが無い状態でHP2以下のユニットを出すだけですぐに破壊されるという、特にタイラント等HPが低いリベンジユニットが多い黒デッキに対しては凶悪なカードです。
ちなみにダメージを喰らうと2/2のユニットを場に出す「G成体」とかが出てくると意味が分からない状況になります(笑)。
この後に相手は「広がりゆく感染」を発動してきますが、1体は破壊されて、残り2体のうち1体も瀕死という状況になってました。
キリンを相手にする場合は可能な限りユニットを出さずにアクションカードや、攻撃力高めのユニットでブロックして早めに片付けちゃいましょう。
ちなみに「キリン」を「フォーアイズ」で奪われると納得できない結果になりました。
「フォーアイズ」を出した瞬間のダメージは何とこちらに入っちゃうんです。
何か納得いきませんよね?
「フォーアイズ」へ対策できるように、「フォーアイズを出した瞬間破壊されてコントロールが奪われるのが無効」になるくらいのリスクを持たせてもらいたいものです。
「ガイル」が来なければキツイ
このデッキは「ガイル」が探索してくる「衝撃」頼みな部分があるので、それが手元に来ないとヒーローアーツが十分に生かせません。
そして「ガイル」の探索は死亡した時に発動するため、「フォーアイズ」によってコントロールを奪われるととても辛い状況になります。
可能な限りそれを防ぐために「勇敢な最期」をいれていますが、自分に喰らうダメージが3だけなので微妙なところです。
実際のところ「勇敢な最期」は「ガイル」以外のユニットに使うことが多いのですが、1コストで4ダメージを与えることが出来るカードは意外に優秀で、HPが多めのユニットをまぁまぁ採用したこのデッキとの相性は良いです。3ダメージなら破壊されずに生き残ることも多いので。
しかもヴェール持ちにも効果的なところも嬉しい。
取り敢えず「ガイル」が手札に来たら、紫デッキ相手ならコントロールを奪われることを警戒して初手は違うユニットを出して、コントロールが奪われるリスクが下がった状況で出すようにしましょう。
それ以外には緑デッキの封印を警戒ですかね。
破壊される前に探索を重ねて一気にジェネシスを最大活用できる2枚を揃えましょう。
ちなみに「衝撃」が既に2枚以上探索されているのであれば、「ジル・バレンタイン」の探索はあまり発動しないようにした方が良いです。(ジェネシスで衝撃を持ってこれる確率が減るため)
どうしても混ざってしまう時は仕方がありませんが、可能な限り衝撃を多く探索するように心がけましょう。
まとめ
- 「ガイル」で「衝撃」を探索
- 「ジェネシス」で「衝撃」を大量生産
- 手札事故を防ぐために「ジル・バレンタイン」も採用
- 「キリン」は強力なダメージカード量産機
- 「フォーアイズ」に「キリン」を奪われた時の処理には納得できない
- 「ガイル」が奪われるくらいなら「勇敢な最期」で破壊
- 「ハンドガン」よりも「衝撃」を多く探索することを心がける
まだフリーマッチでのみしか対戦をしていませんが、変なデッキが多いフリーマッチであれば結構勝てます。
まぁ単純に「バレッタ」や「ラギアクルス」の除去が強いですし、「怒れる竜王リオレウス」も出すタイミングが良ければそのまま勝ちにつながります。
あと「衝撃」は呼応を重ねたいデッキ相手にはまぁまぁ刺さる感じです。
また機会があればもう少し改良してみます。
それじゃあ、またなっ!
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