こんにちは、木こりです。
皆さんはオンラインゲームを一緒に遊ぶ友達はいますか?
私はいません…。
別にこの記事を通してゲーム仲間を作ろうとしている訳ではなくて、
「どうして友達いないんだろう?」
というのをちょっと考えてみました。
孤独にプレイしたFF11
まず私が過去にプレイしたオンラインゲームの中で記憶に残っているのがFF11ですね。
私が一番最初にプレイしたオンラインゲームだったかも知れません。
PS2でプレイするのには結構な金額が必要だったので、父のPCとクレジットカードを使って遊んでいたのを記憶しています。
そういうハードルの高さもあって学校の友達では一緒に遊べる友達はいませんでした。(厳密には1人候補はいましたが「ゲームはいつでも出来るが、勉強は今しか出来ない」という名言を残して某有名国立大学へ進学しました…)
自分以外のプレイヤーが近くを通り過ぎるということに衝撃を受け、街を移動しているだけでも楽しかったものです。
ただしこのゲーム、今は色々と遊びやすくなっているようですが当時はソロプレイでレベルを上げるにも限界があって、結構な序盤からパーティーを組んでのレベル上げが必須という感じでした。
パーティーメンバーを募集してもバラバラな位置から集まるのにも時間が掛かって、ようやくメンバーが揃ったと思ったら時間の都合上パーティーを抜けなくちゃいけないメンバーが出てきたりと、オフラインゲームと違って色々な制約があるんですよね。
そんなFF11の世界で一緒にプレイする友達を作れなかった私は、途中からパーティーに参加するのも億劫になってしまい、いつも一人で遊んでいました。
でも低レベルプレイヤーが1人で行ける範囲にも限界があるので、どこかで行き詰まってプレイを断念。
そして少し経って新たな気持ちで最初からプレイするけども、また同じようなところで挫折。というのを何回も繰り返していました。
「いやいや、友達作ったら良いだけやんっ!」
ってツッコミがあるかも知れませんが、それが苦手だったんですね。
で何が苦手だったのか?
単純に人見知り&情報不足
子供の頃から自分から話しかけるのが得意ではなかったので、友達作りも基本的に「誰からか声が掛かってくる待ち」状態でした。
まぁ一度話せば仲良くなるものですが、その最初のきっかけを作るのが自分は下手なんでしょうね。
同じ学校で同じクラスの人または職場の同僚に関しては、その人の立ち振る舞い・表情や声の感じなどで
「この人だったら仲良くなれそうかな」
っていうある程度仲良くなれる確信を持って友達を作っていたのだと思います。
そして自分とは合わないタイプの人とは無意識に壁を作っていたのかも知れません。
それがオンラインゲーム上では判断材料に乏しく、
「この人と上手くやって行けるかなぁ?」
っていう不安が私にとってフレンドを作る1つの障害となっていました。たぶん。
ボイスチャットへの抵抗が凄い!
「じゃあボイスチャットやったら?文字より声の方がわかるでしょ」
と思われる方もいるかも知れませんが、コレ私凄い苦手なんです(わがまま)。
以前に職場の同僚と一緒にボイスチャットでFPSをプレイしてことがあるんですが、凄い違和感がありました。
「あ、お疲れ様です!」
って何か仕事の雰囲気みたいになっちゃったのもありますが、何か逆に生々しくてゲームに集中できなかったんですよね(笑)
昨今のゲームではボイスチャットを使って遊ぶことは多いと思うのですが、私からしてみたら
「見ず知らずの人とよく会話出来ますね!?」
という印象です。
じゃあ現実世界でも見ず知らずの人と話さないのかというと決してそんなことはなく、外に出かければ初対面で話す機会は結構あります。
電話でもお店とか予約するときは必須ですしね。
でもそれとは何か違った恐怖を私は感じてしまうのです。
上手く説明出来ませんけど、何でかな?
恐らく険悪なムードになった時のダメージが文字よりも生々しく伝わってしまうからかも知れません。
私は結構、
「えっ!?そんな言い方ある!?」
みたいな感じで酷い言い方には敏感なところがあるので。(と言いつつ自分も知らず知らず心無い言葉で他人を傷付けることはあると思います)
昔はキーボードでポチポチ会話していたことを考えると、とても便利なツールだとは思うのですが、私にはむしろオンラインプレイでのハードルを上げる要素となってしまいました。
ゲームでも社会が存在する&気にし過ぎ
現実社会から逃れたくてオンラインゲームの世界で遊んでいる人もいますが、ゲームの中でも人とコミュニケーションを取るということは、そこでもきちんと社会が存在しているということになります。
私みたいな小心者にとっては
「何か気遣っちゃうなぁ…」
っていう空気を感じてしまうんです。
例えばFF14を遊んでいると、見ず知らずの人とパーティーを組んで攻略をする場面が出てくるのですが、
「自分が足を引っ張ると他のメンバーの方達に迷惑を掛けてしまう」
っていう楽しい気持ちよりも緊張感が大きくなってしまいます。
人によっては
「ここの攻略は予習してきましたか?」
なんて仕事みたいな感じになっちゃう人と当たる場合もありますし。
もちろん大概の人は良いプレイヤーばかりで、気持ちよく遊ぶこともありましたが、それ以上に迷惑を掛けたくない気持ちの方が強くてガチガチでした(笑)
でここまで書いていて何となく自分でも気づいたのですが、私自身が他人の反応をちょっと気にし過ぎなのが原因ですねコレは。
今思えば仕事をしていても、
「自分が正しいと思うことをハッキリと言う」
ことよりも
「この発言により嫌な思いをする人はいないか?」
っていうのを優先して考えるような、若い頃から保守的な人間だったかも知れません。
この気にし過ぎな性格上、色々なしがらみを避けるためにFF14でも友達は作らずにクリアしたものです。
友達を作る必要性を感じないゲーム
じゃあ私はオフラインゲームばっかりやっているのかというと、実際にはシャドウバースやTEPPEN、スプラトゥーンといったオンラインで対戦するゲームは大好物です。
「仲良くするのは苦手なのに相手をぶっ飛ばすのは好きな変態め」
と言われても仕方ないくらいオンライン対戦は気軽にプレイ出来ます。
以前はEXVSFBという2対2で対戦するゲームにもアケコンを買ってプレイするくらいドップリハマっていたので、こういったゲームでは相方がいても問題がないようです。
何というか、言葉を必要とせずともやることはハッキリしていて、コミュニケーションがほとんど必要ないゲームだからかも知れません。
とは言っても2対2のEXVSFBではメッセージという形で後から暴言を頂くことはありました。
そのほとんどは敵チームからではなく、味方からという。
「下手くそ!」
「ゲーム売ってこい!」
「引退しろ!」
とかここでは書けない過激な言葉とか。
個人的に「引退しろ!」は面白かったですけどね(笑)いや最初はプロとして認めてくれてたんかーい。みたいな感じで。
この辺りのゲームは限られた時間の中で対戦するので、オンラインで友達を作って交流する目的が自分にはよく理解できず、ずっと野良でプレイしていました。
こういうオンライン対戦ゲームは何度プレイしても、
「負けるかも知れない」
という毎回新鮮なドキドキがあるので、ずっと楽しめちゃいます。
でも友達がいた方が楽しいのは知ってる
オンラインゲームでは友達がいない私ですが、友達がいた方が楽しいことは勿論理解しています。
学生の頃にハマっていた「ナイトオンライン」というゲームにおいては、こんな私でも実際にオンラインゲームの中だけで遊ぶ仲間がかつてはいました。
学校終わって、バイトが終わって毎日ログインするほど楽しかったですね。
今では疎遠になってしまいましたが、あのメンバーだったら気兼ねなく話せるなぁという方々でした。
ここまで記事を読んでいる方は
「えっ!?オマエみたいな奴がどうやって友達になったの!?」
と思うかと思いますが、こちらから誘いました。
実はナイトオンラインというゲームはFF11と違ってPCさえあれば無料で遊べるゲームだったので、同じ学校の友達を誘って一緒に遊んでいたんですね。
身内同士で遊んでいて話しやすい環境だったので、新メンバーを誘うことはそれほど高い障害とはならずに、少しずつですがメンバーが増えていきました。
それから学校の友達はナイトオンラインから離れていきましたが、残った私とゲーム内で友達になったメンバーとの交流は深まるばかりで、いつの間にか話しやすい友達になっていたんです。
ナイトオンラインの世界を抜けて他のゲームでも一緒に遊ぶくらい仲が良かったですね。
若くて未熟だった私がワガママを言って迷惑をかけたこともありましたが、それでも一緒に遊んでくれました…。
そういった私の数少ない経験から一応、オンラインゲームで友達を作る素晴らしさは知っているつもりです。
ただ、今からゼロから友達を作る勇気がちょっと…というのが現在の私になります。
この過去の私の体験から言うと、私のように本当に友達を作るのが苦手な方は、リアルでの友達と一緒にゲームを始めて、そこからそのゲームでの友達を作るのがハードルも低くてオススメかも知れません。
あと、FF11の頃の経験で言うと、同じ日本人よりも外国人とパーティーを組む方が個人的にはハードルは低かったです。ちょっと英語の勉強にもなったし。
まとめ
- 1人ではFF11の世界は広過ぎた
- 人見知りな私はゲームでも友達を作るのが苦手
- 文字だけではその人から得られる情報が少なくて不安
- かと言ってボイチャは何か気持ち悪い
- ゲームの中でも社会はきちんと存在する
- 他人からの見た目を気にし過ぎの人は辛いかも
- オンライン対戦は大好物
- でもやっぱり友達はいた方がゲームはずっと楽しい
- リアル友達から増やしていくとハードルは下がるかも
- ボブオジサンとセザムは今何しているのかが気になる
リアルの友達すら居ないんですが
同じくリアル友達いないんですが
友達さん、友達2さん
私の場合も、私が一方的に友達と思っていただけかも知れません…。そう思うと切なくなります。
1人でも、2人でも、本人が楽しめることが出来れば友達かどうかは重要では無いということでしょう。
たぶん、知らんけど。
木こりさん 私と一緒にゲームやってくれませんか?
リアルでもネットでも友達いません。もしよければ木こりさんと仲良くなりたいです。
hinさん、コメントありがとうございます。
「仲良くなりたい」だなんて、普段言われたことがない人見知りの私には刺激的な言葉です。
それだけにそう言い出すことにも相当な勇気がいることだと感じます。
ありがとうございます。
今すぐにこのゲームで遊びましょう、という良い提案は思いつきませんが、何かお互いの趣味が合いそうなゲームがありましたらいつか一緒に遊びましょう‼︎
注意:木こりは超面倒で自己中心的な性格ですので快適に遊べる保証は御座いません。
はじめまして。わかる、わかる!と思いながら読ませていただきました。もともとリアルの友だちが少ない上に、みんなライフステージが変わって疎遠になり、故に一緒にゲームをする友だちがいなくなりました。自分も木こりさんのように、職場の人とゲーム(オンライン・通話あり)をしてみて、なんとも言えない空気を経験し、また友だちとゲームをしたことは昔にあるので、誰かと一緒に遊ぶ楽しさも知っています。野良で潜ることもありますが、自分のせいですみません…の気持ちが勝ってしまったり、先方のアグレッシブさを目の当たりにしたり(笑)と、、ゲームの世界でも友だちは必要なのかなぁと思っていたところでこちらの記事に辿り着きました。長くなってしまいましたが、同じ思いをされている方がいるんだな、と嬉しくなり(?)コメントさせていただきました。
ねこたさん
初めまして、コメントありがとうございます。
共感して頂いたようで、ブログを書く上でこれほど嬉しいことはありません‼︎
子供の頃にあれだけ楽しんでいたゲームになのに、大人になるとみんなその熱が冷めていくんですよね。そんなの当たり前と思う人も多いと思いますが、自分としては大変寂しいものです。
だからと言って大人になってから気の知れるゲーム仲間を作るのって難しいですよねぇ。
今後、老後にそんなゲーム仲間がどれだけいるかが超重要な時代になっていくのでは?と思います。
私は取り敢えず、連絡先も知らない十数年前のゲーム仲間を見つけるためにブログのタイトルを変えてみました(笑)