大人のファミ通の楽しみ方

こんにちは、木こりです。

皆さんは週刊ファミ通という雑誌をご存知でしょうか?

言わずと知れた有名なゲーム雑誌で私も小さな頃から親に買ってもらって読んでいましたが、大人になった今では身の回りで購読している人はあまり居ないようで
「お前まだそんなん読んでるの?」
とよく言われますが、大人になっても十分に楽しい雑誌です。

というか子供の頃のファミ通の読み方は、主に最新ゲーム情報にザッと目を通す感じで、雑誌ですが文字よりも「ゲーム画像」に目を向けることが多かったような気がします。

しかし大人になって少しファミ通の読み方が変わったなぁというか、最新ゲーム情報以外の記事でも面白い部分が沢山あることに気付きました。

今回はそんなファミ通の個人的に面白いと思える部分について紹介させて頂きます。

ちなみに、ファミ通を定期的に購読するなら、個人的にdマガジンをオススメします。安いしバックナンバー見れるので。

ファミ通読むなら断然dマガジンがお得な話

2018年10月21日

開発者インタビューでしか聞けない意外な情報

ファミ通において私が今まで一番読み飛ばしていた情報、それが開発者のインタビュー記事です。

子供の頃の私とっては
「こんな文字ばっかりでオッサン同士が話している内容なんて」
みたいな感じで思っていましたが、大人になって目を通してみて始めてその面白さに気付きました。
喰わず嫌いってやつです。

例えば、以前にポケモンで有名なゲームフリークの設立30周年記念特集として、ゲームクリエイターの方々がインタビューを受けている記事がありました。

その方達のインタビューの話で面白かったのが

  • 昔はゲームセンターと間違えて社内に入ってくる人もいた
  • 開発部署は一部と二部の2つ存在する
  • 開発一部はポケットモンスター以外を担当
  • 企画は「売れるか」よりも個人の情熱や面白さ重視
  • ポケモンが出てくる順番の「理由」まで考えて作った

といった感じで会社の組織から考え方まで見えてくるような、特に会社勤めしている方であれば共感できるような部分も多くあると思います。

「理由」のこだわりに関しては、
「エスパータイプの色が紫なのは何故?」
とかそういうレベルのことでも理由を考えているようです(笑)。

このインタビュー以外でも最近の記事だと今私がハマっているTEPPENというスマホゲームについてガンホーの森下さんとカプコンの辻本さんがインタビューを受けていました。

TEPPENという名前をつけた理由から、辻本さんが使用しているデッキのことまで、また今のところ他の作品とのコラボは考えていないことも明かしていました。(カプコン作品の中でもまだ出ていないものは沢山あるため)

あと個人的に興味深かったのが、このゲームの広め方として通常広告を使うのではなく、欧米のインフルエンサーに協力してもらった点です。
「ストリーマーはゲームについて解説しながらプレイしてくれるので、それを見ている人たちは、あらかじめ遊び方をを理解した上でゲームを始められる」
とのこと。おっしゃる通り。
確かに今の時代、特にゲーム系はYouTubeとかで動画を見ることが多いですもんね。

あ、別に私は影響力なんて全然持っていませんがTEPPENは個人的にとても楽しませてもらっていて勝手に記事書いています。

TEPPENってどんなゲーム?ルールと遊んだ感想

2019年8月14日

色々な特集があって面白い

そしてファミ通には色々な特集が定期的に組まれることが多いのですが、それがまたどれも面白いんです。

例えば先ほどのゲームフリークの特集でには、何と初代ポケットモンスターの企画書がバンっと載せられていたんです。

この段階では企画名もポケットモンスターではなくCAPSULE MONSTERSという名前でした。
ポケモンの名前も今とは結構違っていたりしてカメックスはカラバジオとかです(笑)

更に衝撃を受けたのはポケモンのステータス画面のラフ絵があったのですが、その中に「ねうち」という項目があったんです。
しかも友達にポケモンを2000Gで売却しているラフ絵まであり、生々しいというか何というか既存のポケモンを知っている世代にはとても驚くべき内容でした。

確かにこのゲーム企画書冒頭の「狙い」部分に書かれた説明に
「子供達が現実世界での「おかね」や「もの」の価値まで広げて考える小さなヒントになれば」
という仮想のゲーム世界における「おかね」の意味を問い直すような思いが込められていました。

こんなの普通は社内の人しか見ることが出来ないような情報ですよね?

少し前の有名な特集で言うと、「ありがとう、平成」と言う平成のゲームを振り返る特集がありました。
そこでゲームファンが選んだ平成ゲーム1位はクロノ・トリガーでしたが、確かYahoo!ニュースにも載っていたと思います。

他にもゲームミュージックに関する特集が書かれていたり

ゲーム音楽業界メモ(週間ファミ通特集より)

2019年8月12日

東京ゲームショウ直前には各ブースの情報や地図まで掲載されていて、2018年に初めて参加した私には貴重なガイドブックとなりました(笑)

東京ゲームショウは何が面白いの?初体験レポート

2018年10月13日

ゲーム業界の重鎮達のコラムが勉強になる

ここもまた昔は食わず嫌いで読み飛ばしていた記事になるのですが、スマブラシリーズの桜井政博さんや、FF14の吉田直樹さんといった業界のトップを走る方々のコラムがとても勉強になります。

私のように普通のサラリーマンとして働いているところからでは絶対に見えない、その道のプロ達の視点や考えを文字で伝えてくれる貴重な情報が詰まっています。

例えば、以前に吉田さんのコラムでは仕事における「プレゼンテーション」の話をしたことがあり、「こうすればプレゼンは通りやすいのに」という戦略について「プレゼンを受ける側」の立場からアドバイスをくれたりするんですよね。

こんな感じで一般的な会社に務める方にも役立つノウハウとかも、彼らの立場目線から話してくれるので個人的にとても勉強になっています。

ちなみに結構前に龍が如くシリーズの名越さんがコラムを持っていたこともありますが、それも大変面白かったので私は書籍まで購入しました。

そして今コラムを書いている方々の内容も、書籍として販売されていますので
「ちょっとそのコラムのこと早く言ってよ!」
っていう方でも全然間に合います。

ゲームのムズカシイ話はためになる

大人になった私にとって1番のお気に入りのコラムが、この西川善司さんの「ゲームのムズカシイ話」というタイトルを見て読み飛ばす人が続出しような記事です。

ですがムズカシイとはタイトルにあるだけで、実際には「本来は難しい話を初心者でも分かり易く解説してくれる」というようなコラムで、写真や画像、欄外での補足も含めて丁寧に教えてくれます。

これを読むと

  • 日本とアメリカを繋ぐ海底ケーブルについて
  • 5Gは人間が使用するためではないこと
  • 最先端のドローンについて
  • 映像機器の色再現能力について

などなど、知るだけで友人に自慢して話せるような内容を盛り沢山教えてくれます。

こちらのコラムに関しては書籍化されていませんので、dマガジンでバックナンバーを見るか、西川さんにお願いして書籍化してもらうしか無いと思います。。。

インディーゲーム情報もファミ通から

最近のゲームで熱がすごいのはやはりインディーゲーム
このブログを始めるきっかけとなったゲームもとあるインディーゲームでした。

短期間で何本ものソフトが出てきているのですが、正直どれが面白いのかはやってみないと分からないし、だからと言って全部買う時間もお金もありません。

そこで役立つのがこのファミ通における「とっておきインディー」というコーナーです。

最新のインディーゲームの内容が2ページに綺麗にまとめられており、ゲームをプレイせずともこの記事を読むだけでだいたい知ることが可能です。
実際に私が遊んでいるゲームのほとんどは過去にこのコーナーで紹介されたものばかりだと思います。

インディーゲームって安い割に面白いものが良いので大変コスパが良いです。
中でも私のお勧めを下記で紹介しています。

コスパ抜群!おすすめインディーゲーム Switch&PS4

2019年8月5日

読みやすくて面白い無慈悲な8ビット

さてファミ通における私の楽しみの1つが山本さほさんが描く「無慈悲な8ビット」という短編漫画です。

ゲーマーあるある的な内容を、可愛いキャラと面白いセリフで楽しませてくれます。

漫画ですので、小さなお子様にも読みやすいコーナーと思います。
うちの妻はゲームにそんな興味はありませんが、ファミ通のこのコーナーだけはしっかり読んで笑っています。

まとめ

  • ファミ通は大人でも楽しめる
  • ゲーム開発者のインタビューは貴重
  • 初期の企画書が載ることもあり
  • その時期に合わせて色々な特集が組まれている
  • ゲーム業界トップランナーの話は勉強になる
  • 西川さんのムズカシイ話を知れば自慢できる
  • インディーゲーム情報もバッチリ
  • 山本さほさんの漫画は笑える

大人でもファミ通が楽しめることは伝わりましたでしょうか?
勉強になる点が思ったより沢山あると思います。

他にも紹介しきれていない面白いコラムはまだまだあるのですが、是非購入して実際に見ていただければ幸いです。

これを読んでみて少しファミ通に対する意識が変わったのであれば、是非コンビニへ足を運んでもらい1冊購入してみて下さい。
もしそこでハマればdマガジンを強くお勧めします。

それじゃあ、またなっ!

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